メンタリストDaiGo『人を操る禁断の文章術』感想 | ブログを始めたばかりの人におすすめの1冊

自分の書いたブログを読んでほしい。

ブログで収益を出したい。

 

僕がブログを始めたばかりの頃、どうすればいいのかまったく分かりませんでした。

 

そんな時に読んだのが、メンタリストのDaiGoさんの著書『人を操る禁断の文章術』。ひとことで言えば、「人を行動させるための文章の書き方」について書かれた本です。

 

この本には、こんな言葉があります。 

文章のたった1つの目的、それは「今すぐ人を行動させること」

  

僕は本を読むことが好きなので、おもに自分の読んだ本についての感想をブログに書いています。自分の書いた記事を通して、紹介した本を買ってもらえたときはとてもうれしいです。
では、どうやったら相手に「この本を読みたい!」って思ってもらえるのでしょうか。

 

大切なのは「読む人の心を動かす」ことだと思います

この本を読んだからといって、すぐにそんな力が手に入るわけでもないですし、日々のアウトプットの積み重ねが大切だと思っています。でもやみくもに文章を書くよりも、こういう本を参考にしながらトレーニングした方が効率は絶対に良いです。
少なくともこの本を読めば、人に行動してもらうための文章を書くコツは分かるんじゃないでしょうか。

 

『人を操る禁断の文章術』は、

  • ブログを始めたけど、文章の書き方が分からない
  • 自分の書いた文章で、相手の心を動かしたい

 

こんな人におすすめできる本です。

 

僕自身の話ですが、この本に書かれていること、仕事でプレゼン資料を作成するときなんかにも役立ってます。ありがとうございます。

 

この中から、僕がおすすめする書き方のテクニックをご紹介していきたいと思います。

 

 

『人を操る禁断の文章術』の内容

  • まえがき
  • 第1章 文章の持つ力は∞
  • 第2章 「書かない」3原則で人を操る
  • 第3章 人を動かす7つの引き金で、何を書けばいいかもう悩まない
  • 第4章 あとは、5つのテクニックに従ってかくだけ

 

「あれこれ書かない」

第2章で紹介されている「書かない」3原則。その中のひとつが「あれこれ書かない」ことです。DaiGoさん曰く、書き方のポイントは

「自分が何を伝えたいか」ではなく、「この文章を読んだとき、相手にどんな行動をして欲しいか?」で考えること。

 

あえて短い言葉で説明することで、相手に想像させることがポイント。

アメリカの大型量販店では、ある商品の売り上げを大きく伸ばした文章があったそうです。  

「今しか見れない姿、残しませんか?」

紙おむつの売り場に使い捨てカメラを陳列し、この文章を掲示しました。

 

この言葉が、子どもの姿を残したいお父さんやお母さんのハートに刺ささりまくったそうです。たぶん僕も買っちゃいます。

 

「みんな一緒」

みんながやっていること。自分もはじめてみようかな?

自分だけが持っていない。話題に乗り遅れちゃう!

なんて思った経験はないでしょうか。

 

第3章「7つの引き金」のひとつ、「みんな一緒」。これが人の心を動かす導線になります。
「みんながやっているから正しい。」このことを社会心理学用語で「社会的証明」と言うそうです。

 

最近、タモリさんが出演しているメルカリのCMを見たのですが、

「実はもう10人に1人がメルカリ」

 このキャッチコピーも、「みんなやってるんだったら、やってみようかな?」と思わせるテクニックを使ってるんでしょうね。

 

www.youtube.com

ソン・トク

人間は「得をする喜び」「損をする悲しみ」を比べたとき、損をする悲しみの方を強く感じてしまうと言われています。

 

では文章を書くときに、これをどう応用すればいいのでしょうか。

 

先日あるテレビ番組でこんなエピソードが紹介されていました。

 

あるスーパーで、キュウリを間違えて大量に注文してしまいました。売れ残ると大損害です。

はじめに「10本100円」で売り出したけれど、まったく売れない。

そこで貼り紙にある言葉を書くと、キュウリが飛ぶように売れたのです。

貼り紙に書かれた言葉とは?

 

みなさんは何だと思いますか?

 

 

 

正解は1~10本 100円」です。

 

1本から10本までの選択肢がある中で、「たくさん買わないと損をする!」という心理が働いて、キュウリを買ったお客さんのほとんどが10本購入したそうです。

 

商品をたくさん買ってもらうためのテクニック。仕事などでも応用できそうですよね!

  

最後に

『人を操る禁断の文章術』は、文章の書き方が分からない、自分の書いた文章で相手の心を動かしたい、行動してほしいと思っている人におすすめできる本です。

  

ここでご紹介したのはほんの一部ですが、他にも人を行動させる文章の書き方のテクニックがたくさん載っています。

 

思うような文章を書くためには、それなりのトレーニングが必要だと思います。それを助けてくれるこの本。文章が苦手な方にはぜひ読んでいただきたい1冊です!

その他の「文章力があがる」おすすめの本

唐木元さん著『新しい文章力の教室』

「良い文章とは完読される文章である」

「文章を書く時間を短くするには?」「オリジナリティを持った文章の作り方とは?」など、僕が参考にしている文章の書き方の本です。興味のある方はこちらの記事もぜひご覧ください!

www.matsutarou.com

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

2020年本屋大賞受賞作『流浪の月』の感想  ふたりが一緒にいること。

流浪の月タイトル画像

「一緒にいたい」と思う人は、どんな人ですか?

 

「自分と同じ感覚の人」

「自分を受け入れてくれる人」

そんな人を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

 

想像してみました。

もし、自分という人間を受け入れてくれる人が、世界にいなかったとしたら。

 

もしかすると生きていることに、価値を見い出せないかもしれません。

 

「自分の居場所があること」について、考えさせられた作品を読みました。

 

2020年本屋大賞受賞作、凪良ゆうさんの『流浪の月』

 

決して幸せとは言えない人生を歩んできた「彼女」と「彼」の2つの視点から物語は進みます。

 

世間はふたりにレッテルを貼り、「違う」と声をあげても、その声は届かない。終盤のふたりの関係にはホッとしたものの、読後はなんとも言えない気持ちになり、モヤモヤ感が残りました。

読後の清々しさを求める方には、おすすめできないかもです。

でも、リアルに描かれた人間関係には引き込まれましたし、ハッピーエンドとは言えないものの、こんな関係も素敵だな、と思わせてくれた作品でした。

本屋大賞受賞作ということは、その内容を支持する人も多いのでしょう。読んで損はない作品だと思います。

 

何も知らない世間の人から見ると、ある意味「異常」な関係。でも、この人と一緒にいたいー そんな人間関係を描いた作品『流浪の月』を紹介したいと思います。 

以下ネタバレを含みますので、ご注意ください

 

 

あらすじ

あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。わたしを心配するからこそ、誰もがわたしの話に耳を傾けないだろう。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい―。再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき、運命は周囲の人を巻き込みながら疾走を始める。新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。

出典:amazon 

 

なぜふたりが一緒にいることを、反対するのか。

 

なぜなら、ふたりは、誘拐事件の「被害者」と「加害者」という関係だからです。

  • 被害者の名前は、家内更紗(かない さらさ)。当時9歳の女の子
  • 加害者の名前は、佐伯文(さえき ふみ)。当時19歳の大学生

 

 世間的には「小児性愛者の大学生が、9歳の女児を誘拐した」とされるこの事件が更紗の視点から語られます。

 

そして事件から15年後、アルバイト先の同僚と立ち寄ったカフェ『calico』で、ふたりは再会します。『calico』は、文が開いたカフェでした。

 

「一緒にいたい」気持ち

多かれ少なかれ、みなさんも「誰かと一緒にいたい」という気持ちをもっているのではないでしょうか。

 

いちばん一緒にいたいと思う人。

更紗にとっては文であり、文にとっては更紗だった。

単純なことだけど、ふたりの世間的な関係が話をややこしくする。

 

文との関係を不審に思い、後を付けたり、暴力を振るう彼氏の亮。更紗へのDVや上から目線の発言、挙句の果てに文の個人情報をネット上にアップする。終始イライラしました。

亮のこうした行動も、更紗と一緒にいたいから。

そして自分の気持ちを、あまり表に出さない更紗の性格。読んでいて結構もどかしかったです。でもそこには、「何かを訴えることが空しい」という思いに至った15年間の日々があったわけで。

僕自身はこれを想像することは難しいですが、とても生きづらい人生を歩んできたんだろうな、と思いました。

 

いろんな登場人物の「一緒にいたい」気持ち。

それを絡めながら物語は進んでいきます。

 

人と違うことはしんどい

「俺はハズレだ。引き抜かれたトネリコは俺だ」

文は言いました。

 

この物語には「トネリコ」という植物が、比喩表現として用いられます。

文の部屋に置いてあった「成長しないトネリコ」=「ロリコンである自分(文)」っていう暗喩かな、って僕も最初は思ってました。

 

でも本当の意味は物語の終盤に明らかになります。

  • 他の人と一緒でありたいのに、自分だけが違う
  • 他人の反応を想像して、悩みを打ち明けられない

これって結構しんどいです。

 

「きちんとした」家庭で育ち、常に正しいことを求められ、がんじがらめにされて育ってきた文。

自分の悩み=正しくないこと。これを打ち明けることは、とても難しいことだったのだと思います。

 

普通ってなんだろう?

流浪の月カバー写真

「今日の晩ご飯はアイス。」

このことが普通だと思う人もいれば、非常識だと感じる人も、もちろんいるでしょう。「普通」の基準は人それぞれです。

 

自分の価値観を更紗に強要する亮は、自分にとって普通ではないこと(非常識)が許せない。

一方で価値観は違うかもしれないけど、更紗の「普通」を受け入れてくれる文。

 

このふたりが、対称的に描かれていました。

 

他人の「普通」を受け入れること。

なかなか難しいことではないでしょうか。

 

最後に

『流浪の月』を読んで、自分の居場所があることの大切さについて考えさせられました。

 

主人公のふたりが一緒にいることは、一般的には異様な光景でしょう。

 

もしも現実にそんな状況があれば、何も知らない僕は、ふたりのことを好奇の目で見てしまうかもしれません。

そんな行為が、知らないうちに人を傷つけてしまっているかも。

 

物語の終盤に更紗が問いかけます。

 

わたしたちはおかしいのだろうか。

その判定は、どうか、わたしたち以外の人がしてほしい。

わたしたちは、もうそこにはいないので。

 

あなたはこの作品を読んで、何を感じるでしょうか。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

『medium(メディウム) 霊媒探偵城塚翡翠』を読んだ感想 |「翡翠ちゃんは可愛い」と「続編はよ」

『medium 霊媒探偵城塚翡翠』を読んだ感想です。

ネタバレを含みますのでご注意ください

 

翡翠ちゃんは可愛い

続編が読みたい

 

作者の相沢沙呼さんの作品を初めて読みましたが、とても面白かったです。
掌の上で転がされてしまいました>< 

 

推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、心に傷を負った女性、城塚翡翠と出逢う。彼女は霊媒であり、死者の言葉を伝えることができる。しかし、そこに証拠能力はなく、香月は霊視と論理の力を組み合わせながら、事件に立ち向かわなくてはならない。一方、巷では姿なき連続殺人鬼が人々を脅かしていた。一切の証拠を残さない殺人鬼を追い詰めることができるとすれば、それは翡翠の力のみ。だが、殺人鬼の魔手は密かに彼女へと迫っていた―。

出典:amazon

 

  • 「このミステリーがすごい!」2020年版国内篇 第一位
  • 「本格ミステリ・ベスト10」2020年版国内ランキング 第一位
  • 「2019年ベストブック」(Apple Books)2019ベストミステリー

 

「霊媒×推理作家」のコンビで難事件を解決していくという、特殊設定のミステリ。「犯人は、〇〇さんです」など、チート能力で犯人を霊視する翡翠。推理作家の香月は、翡翠の霊視で得られた情報を分析し、論理的に事件を解決へと導きます。第一話から第三話まで、犯人の目星は提示されているので、どちらかといえば「どうやってやったのか」を推理していく作品となっています。

香月と翡翠とが、お互いの恋愛感情を匂わせつつ進んでいくストーリーにも、ちょっとドキドキしながら読み進めました。果たして2人の結末は?

また、幕間に「鶴岡文樹」という連続殺人犯の描写がちょいちょい入ってきます。最終話に登場しますが、「この犯人は何者なのか」を推理するのも楽しめました。

 

読み返して、ようやく「あー、そういうことだったのね。」と気付くレベルの、僕の感想です。

 

「翡翠ちゃん可愛い」の理由

「感情をコントロールされてしまいました」

僕の感情「翡翠ちゃん可愛い」は、たぶんギャップ差のせい。ゲイン・ロス効果ってやつでしょうか?*1ぜひ最後まで読み切ってほしいです。

もちろん最終話にいたるまでの

超常の力を持てあまして戸惑う、ドジだけれど可愛らしい孤独な女性

というキャラ設定があってのものですが。

 

続編が読みたい

今作の展開で、次回作のハードルがかなり上がってしまったのでは?と思います。

だって今回の設定、もう使えないし…

 読者の想像を超えていけるのか?

続編でまた敗北感を味わいたいです。

 

最後に

タイトルの『medium』っていう意味にも注目しながら読むと楽しめました。

mediumカバー画像

『medium』カバーの写真

最終話でそれまでの伏線が一気に回収されるのですが、そこで読者を煽ってくるような台詞回しも良かったです。

そんなこともわからないんですか?

 

最後に、最終話からの僕の感想。

「連続殺人犯の正体?読めばなんとなく予測できたよ。」

「あー翡翠ちゃん、そういうことだったのね。」

「そこまで推理できんわ!」

そしてエピローグ。最後の最後に残った感情は、「やっぱり翡翠ちゃんは可愛い」

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

*1:間違ってたらすいません

東野圭吾『クスノキの番人』の感想 | 思いを伝える感動作!

クスノキの番人

東野圭吾さんの『クスノキの番人』を読んだ感想です。

「思いを伝えること」

「生きること」

について、考えさせられた作品でした。

 

最初のうちは、「うーん、東野さんの作品にしてはイマイチかなー」と思ってたんですが、どんどん物語にハマっていって、気づいたら一気に読み切ってました。東野さん、本当にすいませんでした(_ _;)


東野圭吾さんの作品と言えば、ミステリのイメージが強い方も多いと思いますが、 今回の作品はファンタジー。
物語が進むうちに、どんどん引き込まれていきました。


普段ファンタジー作品をあまり読まない方にも、おすすめできる1冊です! 

  • クスノキの不思議な力とは
  • 『クスノキの番人』とは
  • この本を読んで感じたこと


を紹介していきたいと思います。 

※ネタバレを含みますのでご注意ください。

 

その木に祈れば、願いが叶うと言われているクスノキ。

その番人を任された青年と、クスノキのもとへ祈念に訪れる人々の織りなす物語。

不当な理由で職場を解雇され、その腹いせに罪を犯し逮捕されてしまった玲斗。

同情を買おうと取調官に訴えるが、その甲斐もなく送検、起訴を待つ身となってしまった。そこへ突然弁護士が現れる。依頼人の命令を聞くなら釈放してくれるというのだ。
依頼人に心当たりはないが、このままでは間違いなく刑務所だ。そこで賭けに出た玲斗は従うことに。

依頼人の待つ場所へ向かうと、年配の女性が待っていた。千舟と名乗るその女性は驚くことに伯母でもあるというのだ。あまり褒められた生き方をせず、将来の展望もないと言う玲斗に彼女が命令をする。「あなたにしてもらいたいこと—それはクスノキの番人です」と。

出典:amazon

 

 

クスノキの持つ不思議な力とは

月郷神社のクスノキ

満月の写真

「その中に入って願い事をすれば、叶う」といわれている月郷神社のクスノキ。一部のマニアには、パワースポットとしても人気だったりします。 

でも一般には知られていないことがあります。それは、夜になるとクスノキは不思議な力を発するということ。

 

『思いを預ける』『思いを受け取る』

クスノキの不思議な力とは、人の心の中の思いを記憶し、それを発することができるというもの。

 

物語の中で、心の中の思い=『念』と呼ばれています。

  • 『預念』:クスノキに伝えたい思いのすべてを預けること
  • 『受念』:クスノキの中に入り、その思いを受け取ること

 

 

言葉で表現できない、伝えきれない思いってありますよね。その思いすべてをクスノキが預かって、伝えてくれるのです(思いを受け取れる相手は限られていますが)。 

実際にこのクスノキがあったら、うまく表現できない思いも伝えられて便利だなーって僕も最初は思っていました。

 

でもクスノキに念を預けるデメリットもありました。

 

思いをすべて預けることのデメリット

自分が頭の中で考えていることが、相手に全部伝わってしまったとしたら…

 

クスノキは雑念や邪念など、伝えたくない思いも一緒に記憶し、相手に伝えてしまいます。

 

物語の中にも、「預念」することをためらってしまう父親の姿が描かれています。
なぜなら、自分の子どもが念を受け取ったとき、自分のことを今まで通りに受け入れてくれるか、ということを考えてしまったから。

 

誰でも人に知られたくない『思い』はあると思います。クスノキに思いを預けることは相当の覚悟がいるのではないでしょうか。 

僕も「クスノキに思いを預けることができるだろうか?」と想像してみました。
・・・ちょっと無理でした。

 

『クスノキの番人』とは

「クスノキの番人」って結局なんだろう?読み終わったあとでも、考えてしまいます。

 

  • 祈念に訪れる人のために、段取りを整える
  • クスノキの本当の力を、世間に知られないようにする


でもクスノキの番人として、いちばん大切な役割、それは『人の思いをつなげる』ことだと思います。

 

主人公の玲斗も、『クスノキの番人』という役割を通じて成長していくのですが、その成長の過程には、『思いをつなげよう』とする意思がありました。

 

「念は人の生 触れても触れさせてもならぬ」

 

「クスノキの番人心得」の、最初のページに記されている言葉です。人の思いに深く踏み込んではいけないということでしょう。

 

しかし祈念に訪れた人の人生に、時には踏み込んでいく玲斗。 

クスノキの番人の役割が「思いをつなげる」ことだとするならば、それもアリなんじゃないでしょうか。

 

『人を生かす』物語

ミステリでは、殺人の動機やトリックなどがフォーカスされますが、今回の作品は『人を生かす物語』、生きることの大切さを教えてくれました。

 

「生まれるべきでなかった」と思っている玲斗

「今の自分には生きる価値がない」と思っている千舟

お互いの思いをぶつけます。

 

「あなたに尋ねます。私は、もう少し生きていてもいいのかしら。その価値があるのでしょうか。」

 

今の自分を受け入れることが出来ずにいた、千舟の言葉です。
その千舟に対する玲斗の思いには、胸が熱くなりました。

 

最後に

現実には不思議な力を持つクスノキはありません。物語の中でも、思いを受け取れない人もいました。

 

じゃあ、どうすればいいの?

「こうしたら思いを伝えることができるよ」

「こうしたら思いを受け取ることができるよ」

東野さんはこの作品の中で、伝えたかったんじゃないかな、と思います。

 

僕がこの本を読んで感じた、思いを伝えることの大切さ。
『クスノキの番人』ぜひ読んでいただきたい1冊です。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

半沢直樹『銀翼のイカロス』感想【政治家にも倍返しできるのか!?】

今回の話はスケールがデカい!

 

放送が延期になってしまいましたが、今年TVドラマで新シリーズが始まる『半沢直樹』。 

www.tbs.co.jp

その原作の1つ『銀翼のイカロス』は半沢直樹シリーズの中で最も巨大な敵と半沢が対峙します。今回の敵は、国家権力を持つ政治家です。

僕は原作、ドラマ両方大好きなんですが、勧善懲悪のストーリー。巨大な敵に真っ向勝負を挑んで打ち負かす。やはりそんな構図はとてもスカッとします。

ドラマの予習も兼ねて、『銀翼のイカロス』を読み返してみました。少しネタバレを含みつつ、ご紹介したいと思います。

出向先から東京中央銀行本店に復帰した半沢直樹に頭取から大仕事が降ってきた。破綻寸前の航空会社、帝国航空の再建を担当せよというのだ。だが折しも政権が交替。新政権の国土交通大臣は野心にみちた女性閣僚は帝国航空再生タスクフォースを起ち上げ、半沢たちに巨額の債権放棄を要求してきた。
500億円もの借金の棒引きなんてとんでもない! だが相手が大臣ではさすがの半沢も容易に突破口を見いだせない。しかもなぜか銀行上層部も半沢の敵に回る。この一件のウラには何があるのか? かつて半沢と舌戦をくりひろげた「金融庁一の嫌われ者」、オネエ言葉の黒崎駿一の思惑もカラみ、銀行に隠された大きな闇も見え隠れする。
果たして半沢の運命やいかに?

出典:amazon

 

 

物語のモデル

この物語のモデルになったのは、2009年頃の実際に起こった出来事です。

本作と同じように、自民党が選挙で負け、民主党へと政権交代した時のことです(懐かしい)。

当時日本航空(JAL)は経営破綻の危機に直面していました。時の国土交通大臣の前原誠司氏は、JALの経営再建のため、直轄の「JAL再生タスクフォース」を起ち上げました。

つまり

  • 進政党=民主党
  • 帝国航空=日本航空(JAL)

がモデルになっています。

 

現実の「JAL再生タスクフォース」も、銀行と債権放棄について協議を行っていますが、やはり銀行からの反発は大きかったようです。

 

銀行側からしたら、「債権放棄?ふざけんな!」ってかんじだと思います。国家権力に対し、毅然とNOを突き付ける半沢かっこいい。

 

ちなみに、物語に登場する国土交通大臣の白井亜希子。めちゃめちゃ気が強く、パフォーマンスが大好きなんですが、僕はどうしてもあの政治家を想像してしまいます。もうあの人にしか見えない。

銀行内部の敵

当然債権放棄を拒否したい半沢ですが、銀行の内部にも敵はいました。東京中央銀行常務の紀本です。実は紀本は、進政党の大物政治家である箕部啓治、再生タスクフォースのリーダーの乃原正太ともつながりがあって・・・

 

隠ぺいに隠ぺいを重ねて、銀行内部の闇も相当深いんですが、半沢がこの闇を明らかにして、紀本をはじめ、その他の小物たちをまとめてやっつけてくれます。

富岡さんがかっこいい

東京中央銀行には「検査部」という部署があります。
ここは「象の墓場」と言われ、出世コースを外れた銀行員が主に在籍している部署です。
この検査部に富岡さんっていう外見は冴えないんだけど、実は仕事ができるおじさんがいます。

この富岡さんがかっこいい!

物語の最後では、半沢はこの富岡さんのことを「勇者」に例えています。半沢から見ても、この人は尊敬すべき対象なのでしょう。

金融庁の黒崎がちょっといい人に思えた

いつも半沢の敵として登場する金融庁の検査官、オネエ言葉の黒崎駿一。物語の前半では半沢を追い詰めます。

しかし、進政党(箕部や白井)のやり方を快く思っていない黒崎。「敵の敵は味方」ってことで、ちょっとだけ半沢にヒントを与えてくれます。

「あれ、ちょっといい人じゃない?」って、つい思ってしまいました。

最後に

「たとえ相手が政治家だろうと、関係ない。この際、きっちり片を付けてやる。—やられたら、倍返しだ」

出典:銀翼のイカロス

今回も半沢がきっちり片を付けてくれました!
でもなぜか読後に少しモヤッとするのは、物語の最後、中野渡頭取と富岡さんの去り際の姿のせいかも知れません。

 

4月からTVで始まる新シリーズも楽しみです。

富岡さんは果たして登場するのだろうか。今のところキャストにその名前が無いんですよね。気になるところです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

こちらもおすすめ

本の価格表示について調べてみた話

本の価格表示について調べてみた

先日の勤務先での、お客さんと僕の会話です。
お客さん「本を自費出版したいんだけど、カバーに値段が印刷してあるじゃない。あれってルールあるの?」
僕「気にしたことがなかったですね。ちょっと調べておきます。」

 

本のカバーや表紙に印刷してある価格です。
見てみると
『定価(本体〇〇〇円+税)』や『定価:本体〇〇〇円+税』
などと表示されています。

 

そういえば本の値段っていつから税抜きの表示*1になったのだろう?「定価」って表示しないといけないんだろうか?いろいろ気になったので調べてみました。

なぜ定価表示なのか

そもそもなんで価格が「定価」と表示されているかご存じでしょうか。
それは『再販売価格維持制度(再販制度)』っていうものがあるからです。

 

日本書籍出版協会のホームページには、以下のように説明されています。

著作物の再販制度(再販売価格維持制度)とは、出版社が書籍・雑誌の定価を決定し、小売書店等で定価販売ができる制度です。

出典:日本書籍出版協会ホームページ

再販制度は自由な価格競争が行われず消費者の利益を損なうため、日本では独占禁止法により原則禁止されていますが、書籍やCD、新聞など決まった品目については再販制度が適用されています。

 

再販制度では、メーカー(出版社)に価格の決定権があり、小売店で自由に価格を変更することができません。
なので、多くの本の価格表示は「定価」*2になっているんですね。

お店で勝手に値段を変えちゃだめなんだね!

なぜ再販制度が必要なのか?という問いに対しては、以下のような説明がありました。 

出版物には一般商品と著しく異なる特性があります。
①個々の出版物が他にとってかわることのできない内容をもち、
②種類がきわめて多く(現在流通している書籍は約60万点)、
③新刊発行点数も膨大(新刊書籍だけで、年間約65、000点)、などです。
このような特性をもつ出版物を読者の皆さんにお届けする最良の方法は、書店での陳列販売です。
書店での立ち読み 風景に見られるように、出版物は読者が手に取って見てから購入されることが多いのはご存知のとおりです。
再販制度によって価格が安定しているからこそこうしたことが可能になるのです。

出典:日本書籍出版協会ホームページ

 ちなみに電子書籍については、この再販制度は認められていません。

いつから税抜き表示になったのか。

税抜き表示になったのは1997年、消費税が3%から5%に増税となったことがきっかけです。

 

消費税率が変わるたびにカバーを刷り直したり、取り換えたりしてたら、めちゃくちゃ経費がかかりますよね。
実際1989年に初めて消費税が導入された時には、かなりの経費がかかったようです。

出版社においては、1社平均 3,623 万円(日本書籍出版協会調べ。全産業では 5 万円以下 55.9%、1,000 万円超 0.8%、大蔵省調べ)となり、経費等との兼合いから廃棄または絶版にせざるを得なかった専門書や小部数出版物が多数に上るという由々しき事態が起き、問題となりました。

出典:消費税の価格表示に関する要望書(PDF)

こういった経緯もあって、その後の消費税率の変更に対応するために、定価(本体〇〇〇円+税)っていう表記に変えたようです。
ただ総額表示も必要なので、本のスリップ(本に挟んであるやつです)に総額を記載するという折衷案で落ち着きました。

本のスリップ

本のスリップ


余談ですが、僕の手持ちの漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(こち亀)で、ジャンプコミックスがいつから表示が変わったのか調べてみました。

こちら葛飾区亀有公園前派出所画像

「こちら葛飾区亀有公園前派出所」左:114巻 右:113巻
  • 113巻:初版発行日1999年4月7日
  • 114巻:初版発行日1999年6月8日

なので、ジャンプコミックスについては上記の期間中に表示が切り替わったことが推測されます。

最後に

調べてみると、本の価格表示が「定価」になっているのは、再販制度の適用で出版社に価格の決定権があるから。
税抜き表示になったのは刷り直しなど、莫大な経費がかかるから、でした。

 

電子書籍の普及や活字離れなどにより、近いうちに今の再販制度も見直しが迫られるかもしれません。紙の本、本屋さんが好きな僕としては、各出版社にも電子書籍と共存できる方向性を探っていってもらいたいです。

 

最後に、冒頭にあったお客さんの本の価格表示は『価格(本体〇〇円+税)』っていう表記にすることにしました。別に委託販売する訳でもなく、価格を縛る必要もないので。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

*1:2020年3月時点では、2021年3月31日まで、総額表示の義務が免除されています

*2:非再販の本は表示が「価格」になっています

はてなブログにお問い合わせフォームを設置する方法【2020年 詳しい解説付き】

はてなブログ お問い合わせフォームの設定方法2020画像

こんにちは。まつたろうです。

 

はてなブログでGoogleアドセンスを利用したり、アフィリエイト広告を載せる場合には、お問い合わせフォームの設置が必要って知っていますか?

 

どうしてお問い合わせフォームが必要なの?

 

はてなブログのガイドラインを見てみると、営利利用のブログには『連絡先を明示してください』って書いてあります。

blog.hatenablog.com

はてなブログでGoogleアドセンスを利用したり、アフィリエイト広告を載せる場合には、
『どの記事から見ても分かる場所に、誰でもあなたと連絡が取れる方法を載せておいてください』
っていうことなんです。

 

僕もGoogleアドセンスなどの利用にあたり、最近お問い合わせフォームを設置しました。

 

今回ご紹介するのは、

  • Googleフォームを利用して
  • はてなブログにお問い合わせフォームを設置する

方法です。

 

また、この記事は

自分のブログに、お問い合わせフォームを設置したい初心者の方

向けに書かせていただきました。

 

 

1.『Googleフォーム』でお問い合わせフォームを作る

最初に『Googleフォーム』を利用して、お問い合わせフォームを作ります。
『Googleフォーム』とは、お問い合わせフォームなどをかんたんに作れる、Googleのサービスです。

それでは下の画像のような、お問い合わせフォームを一緒に作っていきましょう!

お問い合わせフォームの完成画面

 

 Googleフォームへのアクセス方法

こちらからGoogleフォームのページへアクセスします。

www.google.com

Googleアカウントでログイン後、トップ画面の左側のパーソナルの枠内の、【Googleフォームを使ってみる】をクリックします。

Googleフォームのトップ画面

 

フォームを作成する

それでは実際にフォームを作っていきましょう。

最初に『新しいフォームを作成』の画面で、左側の『空白』をクリックします。

Googleフォーム 新規作成の選択

 

フォームの作成画面では、まず下の画面の四角で囲んだ部分を変更していきます。

①に『お問い合わせ』

②に『お問い合わせはこちらからお願いします』と入力します。

お問い合わせフォームの作成画面

 

続いてお名前の記入欄をつくります。問い合わせをする人が、名前を記入する項目です。

最初につくった「お問い合わせ」の枠の下、『無題の質問』と書いてある枠をクリックします。

フォームの作成画面2

 

ここでは
①に【お名前】と入力

②「ラジオボタン」と書いてある右の ▼ をクリックして、『記述式』を選択します。

フォームの作成画面3

 

次に、メールアドレスの記入欄をつくります。問い合わせする人が、自分のメールアドレスを入力する項目です。

まず右側にある 質問を追加のアイコン をクリックして、項目の枠を追加します。

フォームの作成画面3

 

追加した枠に、先ほどと同じように

①に『メールアドレス』と入力

『記述式』を選択

必須の横のボタンをクリックして、オンにします

フォームの作成画面5

メールアドレスやお問い合わせ内容など、返信の際に必要な情報の項目は、「必須」にしておきましょう。

 

続いて、

①「必須」の右側の 三点 をクリックして、『回答の検証』を選択します。

②で ▼ をクリックして『テキスト』を選択

③で ▼ をクリックして『メールアドレス』を選択します。

フォームの作成画面7

上記の設定をしておくと、問い合わせの際、メールアドレスと判断されない文字列が入力されると、エラーが出るようになります。

「問い合わせがあったけど、返信先が分からない!」
こんなトラブルを回避するためにも、設定しておいた方が良いと思います。

エラー表示画面

こんなかんじでエラーが出ます

 

続いて『お問い合わせ内容』の項目を作ります。問い合わせする人が、内容を記入する項目です。

メールアドレスの項目を作ったときと同じように、右側にある 質問を追加のアイコン をクリックして、枠を追加してください。

 

この項目では、

①に『お問い合わせ内容』と入力

『段落』を選択

必須の横のボタンをクリックして、オンにします

お問い合わせフォームの作成画面8

②を『段落』にすることで、問い合わせをする人が、長い文章を入力できるようになります。

 

詳細を設定する

とりあえず必要な項目が作れました。続いてフォームの詳細を設定していきます。

画面真ん中の上にある

『回答』をクリック

右側の 三点 をクリックします。

お問い合わせフォームの作成画面9

 

『新しい回答についてのメール通知を受け取る』をクリックして、チェックを入れます。

 お問い合わせフォームの作成画面10

ここにチェックを入れておけば、問い合わせがあったとき、登録したアカウントのGmailに、通知が届くようになります。

 

続いて、画面右上の歯車の形のアイコン(設定)をクリックします。

設定

設定の画面では、

プレゼンテーションをクリック  

「別の回答を送信するためのリンクを表示」のチェックを外します
※初期設定ではチェックが入っているので、クリックして外してください。

③確認メッセージには、『お問い合わせありがとうございます』などと入力します。

④ ①~③まで終わったら、忘れずに『保存』をクリックして、設定を保存してください!

お問い合わせフォームの作成画面11

※入力した確認メッセージは、お問い合わせフォームからの送信後、下の画像の部分に表示されます。

お問い合わせフォームの作成画面

 

2.はてなブログのサイドバーへお問い合わせフォームを設置する

フォームの詳細も設定できましたので、はてなブログにお問い合わせフォームを設置します。

 

お問い合わせフォームのHTMLコードをコピーする

まず、Googleフォームの先ほど作ったページで、右上の 送信ボタン(送信)ボタンをクリックします。


表示された「フォームを送信」の画面で、

< > をクリック

②表示されたHTMLコードをクリックして選択

『コピー』をクリックして、HTMLコードをコピーしておきます。

お問い合わせフォームの作成画面

 

お問い合わせフォームのページを作る【はてなブログ無料版

はてなブログ無料版でのページの作り方を説明します。
有料のはてなブログPROのページの作り方はこちらを見てください。

いつも通り記事を書きます。

ページの編集画面で

タイトルに『お問い合わせフォーム』と入力します。

無料版記事の編集画面

 

タイトル入力後、

『HTML編集』をクリック  ②先ほどGoogleフォームでコピーした、お問い合わせフォームのHTMLコードを貼り付けます。 
※プレビュー画面で、お問い合わせフォームが表示できているか、確認してみてください。

歯車の形のアイコン(編集オプション)をクリック

④投稿日時は、過去の日付にしておきます。
(今日の日付にすると、新しい記事として載ってしまうので。。)

⑤URLは分かりやすいように、最後に【otoiawase】などと入力 > ⑥『公開する』をクリックします。

無料版HTML編集画面

続いてサイドバーにページを設置します。
説明はこちらからどうぞ

 

お問い合わせフォームのページを作る【はてなブログPRO

はてなブログPROの機能である、固定ページを利用する方法を説明します。

はてなブログの管理画面から、左サイドバーの『固定ページ』をクリックします。

固定ページをクリックする

 

次にページのURLを決めます。名前は何でもいいのですが、分かりやすいように

①に【otoiawase】と入力

『ページを作る』をクリックします。

固定ページを作る

 

ページの編集画面で

タイトルを『お問い合わせフォーム』

②タイトル入力後、『HTML編集』をクリックします。

固定ページの編集画面

 

HTML編集画面で、先ほどGoogleフォームでコピーした、お問い合わせフォームのHTMLコードを貼り付けます。 
※プレビュー画面で、お問い合わせフォームが表示できているか、確認してみてください。

HTMLコードの貼り付け

プレビューして問題なければ、編集画面の左下にある『公開する』をクリックします。

 

サイドバーにお問い合わせフォームのページを設置する(無料版・PRO共通)

お問い合わせフォームのページを作ったら、サイドバーにページを設置する作業を行います。

 

管理画面の『デザイン』から

『カスタマイズ(スパナのアイコン)』 > ②『サイドバー』 > ③『モジュールを追加』をクリックします

モジュールの追加画面

 

『モジュールを追加』の画面で、

『リンク』をクリック

②タイトルに『お問い合わせ』と入力

③リンク名を『お問い合わせフォーム』にします。

④先ほど作った、お問い合わせフォームのページ(記事)のURLを貼り付けます。

『適用』をクリックします。

お問い合わせフォームのサイドバーへの設置

 

最後に、変更を保存しましょう! 

変更を保存する

 

サイドバーにこんな感じで表示されました。

 お問い合わせフォームの例

設置が終わったら、ご自分のお問い合わせフォームから、テスト送信をして、問題がないか確認してみてください。

  

これで完了です。お疲れ様でした!!

 

最後に

今回はお問い合わせフォームを設置する方法をご紹介させていただきました。

 

はてなブログにアフィリエイト広告やGoogleアドセンスを載せる場合、お問い合わせフォームの設置が必要です。

 

説明が長くなってしまいましたが、この記事が、ブログを始めたばかりの方のお役に立てれば、とても嬉しいです。

 

読みづらい部分もあったと思いますが、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。